2007年4月19日木曜日

製品の不使用シミュレーション

今の研究室では,製品の疲労寿命評価やそれらを設計に適用する研究を行っている.

しかし,世の中に様々な製品があふれている現在,製品設計において,
製品を全く使わない状態で放置している状態を考慮に入れているのであろうか.
最近,こんな変なことを疑問に思う.

例えば,私の乗っているバイク(FTR-223)は1週間乗っていないと,エンジンのかかりが悪くなる.
冬の間一回も乗らない状態があったが,いざ春になって乗ろうとしたが,エンジンがかからない.
結局バイク屋に持って行って,修理に出す羽目になった.
普通に考えて,使っていないから壊れて,その修理にお金がかかるのはおかしくない?
特にバイクや車などの内燃機関は適度に使ってないと,動かなくなるのだ.

他の製品でも,全く使わない状態で放置しておいて,
いざ使おうと思った時,製品が使えなかったり,動かなかったりするケースが意外に多いのではないか.

現在の工学に関する研究は,製品の応力,熱,疲労...など,使用している場合を想定する研究がほとんどだと思われる.
全く使わず放置して,外的要因ではなく製品の構造や機構などの内的な要因による製品の不使用シミュレーションがひょっとしたら脚光を浴びるのではないか.

いつもの通り道で,葉桜を眺め,寂しさより葉っぱの活気に見とれながらこんなことを考えていました.

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