2007年4月26日木曜日

ロマンティシズム

梅田望夫さんのブログというより,
梅田望夫さんの紹介している茂木健一郎さんの講義内容
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070420/p1

を読んで,学問で感じるロマンってなんだって思った.

下記のような内容
グーグルの達成は、科学者が「知性の研究」に対してどういう態度を取るべきかについてシリアスな問題提起をしている、と茂木は言う。十年以上前、当該分野 の研究者たちは、「人間の知能」と比べ遥かに単純なことしかできない「コンピュータの人工知能」の研究の先に「人間の知能」が生まれるようなことはなかろ うと、そういう研究方向に見切りをつけた。でもグーグルは「とにかくやれることは全部やる」という姿勢で、人間の脳とはぜんぜん違うシンプルな原理に基づ きながら、安価になったコンピュータ資源を無尽蔵に並べ、「世界中の情報をすべて整理し尽くす」というゴールを掲げ、既にあれだけのものを作り上げてし まった。
 我々科学者の「ロマンティックな研究態度」が脅(おびや)かされているんだ、いやもう敗れてしまったのではないか。
http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u127.htmlより


梅田さんのブログのコメントで熱い議論が繰り返されているように,グーグルもロマンティックだと僕も思う.

もともとグーグルも,全世界のウェブサイトがグラフ構造になっていることに気づき,その構造を整理することを研究としたことから始まっているし,そもそも「全世界の情報を整理し尽くす」という夢はロマンいがいの何ものでもない.

確かに,僕は欲しい情報はグーグルさんに検索してもらうし,G-mailのサーバーに僕の全メールがあるし,グーグルデスクトップによって僕のPC内の全データはタブが付けられ,管理されている.さらに,グーグルアースによって地上のどこに何があるかも分かるし,グーグルが僕のアパートを平地にすれば,僕の家は無いことにできる.確かにそれは恐ろしいが,おもしろい.

話は変わるが,僕ももっとでかいロマンのある夢を持ちながら研究しないと,しょぼい研究になってしまうことは間違いない.さらにそれがビジネスにつながれば,ぼくにとっては十分ロマンのある話だ.

2007年4月19日木曜日

製品の不使用シミュレーション

今の研究室では,製品の疲労寿命評価やそれらを設計に適用する研究を行っている.

しかし,世の中に様々な製品があふれている現在,製品設計において,
製品を全く使わない状態で放置している状態を考慮に入れているのであろうか.
最近,こんな変なことを疑問に思う.

例えば,私の乗っているバイク(FTR-223)は1週間乗っていないと,エンジンのかかりが悪くなる.
冬の間一回も乗らない状態があったが,いざ春になって乗ろうとしたが,エンジンがかからない.
結局バイク屋に持って行って,修理に出す羽目になった.
普通に考えて,使っていないから壊れて,その修理にお金がかかるのはおかしくない?
特にバイクや車などの内燃機関は適度に使ってないと,動かなくなるのだ.

他の製品でも,全く使わない状態で放置しておいて,
いざ使おうと思った時,製品が使えなかったり,動かなかったりするケースが意外に多いのではないか.

現在の工学に関する研究は,製品の応力,熱,疲労...など,使用している場合を想定する研究がほとんどだと思われる.
全く使わず放置して,外的要因ではなく製品の構造や機構などの内的な要因による製品の不使用シミュレーションがひょっとしたら脚光を浴びるのではないか.

いつもの通り道で,葉桜を眺め,寂しさより葉っぱの活気に見とれながらこんなことを考えていました.

2007年4月18日水曜日

イノベーションの収益化

「イノベーションの収益化」 榊原清則
を読んでいる.

イノベーションをどう収益に結びつけるかを理論で展開している本.

まだ2章までしか読んでいないが,その中で印象に残ったのは
日本企業の研究開発によるイノベーションが収益に結びついていないという分析.

日本の全上場製造企業の研究開発費と設備投資額の総額比較すると,
1985年までは設備投資額が研究開発費を上回っているが1986年に研究開発費が設備投資額を上回るそうだ.
これは,研究開発によるイノベーションが物を作る段階まで進んでいないと分析できる.すなわちイノベーションの収益化が果たせていないとうことである.

当然,これだけだと大まかな分析で,海外生産設備への投資額,研究開発設備への投資額,研究開発の成果が収益に結びつく時間など,他にも考慮しなければならない点がいくつかあるが1つの見方としては合っていると思う.

そして,研究開発費が設備投資額を上回る年がバブル崩壊以前であることがおもしろい.
いわゆる日本企業の高度成長はプロセスイノベーションによるもので,
研究開発などによる,いわゆる製品イノベーションは果たせていないのだ.

日本企業は,高品質で高性能な製品を作るためのプロセスイノベーションを続けてきた結果,
どこも同じような総合電器メーカーになってしまったのではないか.
それが,いまの日本の製造業の成長を阻んでいると考える.
そして,製品イノベーションを成功させたインテル,マイクロソフト,アップルなどが
成功をおさめている.

イノベーションという言葉がいまあふれているが,イノベーションがどのように収益化につながるかによってそれらを正しく理解でき,分類できると考えている.

この本を読み進めて,理解を深めたい.

2007年4月17日火曜日

MOT勉強会やります

BE専攻の友達と「MOT勉強会」を開催することが決定した.
やはり,MOTとはいったいなんだろうというところからスタートしそうだ.

具体的には,個人的に大好きな「イノベーションのジレンマ」を教科書とし,
その理論を勉強しながら,ミクロな部分を他のMBAの教科書で勉強していくつもり.

破壊のイノベーションの理論はダイナミックでおもしろいが,
基本的なマーケティングなどの理論もケーススタディを進めていく上では必要となる.


とりあえず,MOTを勉強したといえるアウトプットを出すことが目的.
今考えているのは,人工衛星か燃料電池の技術を活用したビジネスモデルを考えて,
第3者からの評価を得ること.

主体的にがんばろう.

2007年4月16日月曜日

24歳になって

4月15日で24歳になった.

社会的には24歳はやはり大人である.

でも,未だ学生であり,社会に何かを貢献しているかというとしていないし,
将来,自分がどういう風に社会に貢献するかどうかも決定していない.

ただ漠然と起業したいという夢を持っている.
今は自分に何が出来て,何がやりたいかを模索している時期だと,自分ではそう思っている.

24歳の目標は,目標を決めることだ.5月末までに.
そしてこの1年でそれを具体化していく.


周りの友達が就職活動をしているなか,ほとんど就職活動していないことに,あせりも覚えると同時に,
疑問も感じる.
就職活動していない自分がえらそうなことを言うのも何だが,なぜみんな,決まっていることのように就職活動をしているのだろう.
みんなそれぞれの目標があって,それを達成するために就職するのだろうか.
ほんとにみんなそうなのだろうか,そしてそれは正しい選択なのだろうか.

今考えても分からないだろうから,就職活動をしよう.
確実に自分を知る機会になるし,成長できる機会であることは間違いない.

分かっているけど,一歩を踏み出せないのは悪いくせだ.
いや,僕にとっては二歩目くらいな気がする.
一番たちが悪い.